清明
二十四節季のひとつ4月5日ごろ、春分と4月20日ごろの穀雨までの期間。
物事、万物がすがすがしく明るく美しいころ。
中国では清明節には墓参りする習慣があるそうだ。
今日は風が強い日だった。春らしい風だ。
春になると今日のように乾いた風が吹き、田畑を乾燥させる。
りんご畑では、剪定で切り落とされた枝の処理、あとかたづけをしている。
去年までは切った枝を集めて、焼却場所に運搬して燃やしていたのだが、
今年から、ウッドチッパーと言って、枝を細かく粉砕する機会を導入した。
体は小さいが、自走式で畑の中を移動しながら、
ウッドチッパーの吸い込み口に枝を置くと、
太さ70ミリまでの枝は吸い込んで、いとも簡単に粉砕してしまうという代物。
みるみるうちに散らかった枝が粉砕されて、畑が片付いていく。
集めて燃やすより能率がよい、環境にもやさしい。
70ミリより太い枝は集めて、冬、にんにくの皮むきにをするときの暖房、
薪ストーブの薪にするのだ。