ならおかファームも加入している青森県農業法人協会という団体がある。
その会員でおいらせ町の㈲柏崎青果が第16回「あおぎん賞」を受賞した。
その柏崎青果社長の柏崎進一氏の受賞祝賀会が
県農業法人協会と県農業経営士会の主催で、昨日青森市で行われた。
私も法人協会の会員として参加してきた。
柏崎氏は農業法人協会の会長を努め、県が認定する農業経営士でもある。
「あおぎん賞」は、青森銀行が県内の産業、地域振興、学術文化、スポーツなどに
貢献した個人、団体に贈るものである。
柏崎青果は「黒にんにく」の商品化や長いも、だいこんなどの
農産物を加工し、高付加価値を付けて販売、
スソものもすべて加工し、販売する。
ごみを出さない環境に配慮した農業が評価されたものだ。
主催が農業経営士会と農業法人協会ということもあって
集まった顔ぶれがすごい、
岩木山ろくで500haの農場を経営するつがる市の佐々木君夫氏
欧州ウクライナで600haの農場を経営するつがる市の木村慎一氏
大規模稲作経営の五所川原市の笠井実氏、青森市の羽白開発
田中稔賞を受賞した十和田市の平館昭彦氏など
そうそうたるメンバーばかり、
ほかにも全県から、みんな特色ある農業経営をしている人ばかりである。
柏崎青果は主ににんにく、だいこん、ごぼう、ながいもの
生産加工販売をしているが、
柏崎氏の豊富なアイデアと、すぐ実行に移す行動力はすごい。
いろんなアイデア、言葉がちゅうちょなく次々と出てくる。
泊まりの会合があっても、朝起きるともういない。
今回の受賞は農業界の人が受賞するのは始めてである。
数ある他の産業、文化、スポーツの中で農業の経営者が
受賞したことは大きな意義があり、進歩である。
他の農家の励みとなるもので、元気付けられることになる。