1. 土づくり

    4月20日、穀雨、「雨が降って百穀を潤す」が過ぎてから雨の日が多く、肌寒い日が続く、田んぼの作業がなかなかはかどらない、だんだんケツを追われてくる。土づくりは、作物を健全に育てる上で基本的で大切なこと。昨日はりんご畑の土づくり、地力増進、有機物の補給のために、良質の堆肥と米ぬ…

  2. 開花まであと一週間

    桜の名所、弘前公園の桜は満開らしい。それより北の私たちの地区はそろそろ満開か、桜の次はりんごの番、りんごの花芽もだいぶほころんできた。あと一週間ぐらいで開花宣言、平年より10日ぐらい早い。…

  3. 六片種、にんにくストーリーその4

    にんにくはユリ科の植物である。その起源ははっきり分かっていないが、紀元前3200年ごろ古代エジプトやギリシャではすでに栽培されていて、おもに強壮用に使われていた。その後インド、中国を経て8世紀ごろ日本に伝わったとされている。エジプトのピラミッド建設に携わった人々は、にんにくを食べ…

  4. 遅霜

    昨日の朝、気温-3℃、今日の朝-0.8℃2日続けて霜の朝だ。山のほうにあるりんご畑はもっと下がったことだろう。朝起きてすぐ畑に見に行ったら、霜で真っ白、防霜ファンは轟音を鳴らして回っていた。3ヵ所のりんご園のうち、この防霜ファンを設置しているのは1ヶ所だけ。残りの2ヵ所は霜の…

  5. 防霜ファン

    2日続けて雨降りの朝、このところ乾燥した日が続いていたのでちょうどよい湿りだ。りんごの芽もだいぶ膨らんできた。これは防霜ファン、晴れた朝、放射冷却現象で気温が下がり霜が降りるようになると回りだす。りんごの花芽を遅霜の害から守ることができる。設定は2℃以下、これが作動しないよう…

  6. 〆・シメッコ

    一つの農作業が終わって区切りがついたことを「シメ」したという。水稲の種まきが終わった。シメッコした。これからりんご畑に出て有機物の補給と土作りのために、美味しいりんごを生らせるために堆肥散布、米ヌカ肥料、有機質肥料散布だ。…

  7. にんにくストーリーその3

    今日は曇り空、種まきも今日で終わり。ハウスの中で箱を並べるのも楽そうだ。下の画像のようにニンニクの生育は順調、葉っぱも勢いよく伸びている。去年の9月に種を植えて、約4ヶ月間雪の下で、耐え越冬、雪が消えておよそ一ヶ月、今は葉っぱ5~6枚に成長した。最近の好天続きでやや乾…

  8. 苗代

    水稲の種まきのことををナワシロ「ナシロ」と言っている。昔の、水稲の苗づくりの名残りだ。4月のまだ寒い時期、田んぼに水を張り、代掻きをしてそこに種をまいていた。もちろん寒さや、霜など天候の影響を受けやすく、寒さで芽が出なかったり、病気にかかったり、失敗することも珍しくなかった。今で…

  9. 4月も、もう中旬春の爽やかな、すがすがしい朝が続いている。農家は春になって、天気がよくなると心忙しい。あわただしく次から次へと、作業が目白押しだ。りんご剪定の後片付け、薬剤散布、水稲の種まき、肥料散布、田起こし、代掻きそれににんにくの出荷や、栽培管理、追肥、田植までざっとこん…

  10. お尻みがき、にんにくストーリーその2

    にんにくの堀取りから出荷までのおおまかな流れは、7月上旬が掘り取り適期、トラクターで堀り上げたにんにくの根はその日のうちに専用のはさみで切り落とす。それをコンテナに入れて乾燥場まで軽トラで運搬する。約2~3週間温風で乾燥させる、そして土がついたまま冷蔵貯蔵する。それを出荷時期あわ…

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