好天の中、薬剤散布に備えてスピードスプレーヤーを点検整備をしました。
エンジンオイル・エアクリーナー・噴盤交換、グリースアップ、タイヤ空気圧点検、
とりあえず今年一年間稼動できるように点検しました。
これは1,000リットルタンク搭載、2~3反歩の面積を
ものの15分もあれば散布してしまう、60馬力の優れものです。
昔は、動力噴霧器で竿がけ、その前は手押しポンプだったろう
どちらにせよ長時間の重労働だったに違いない。
樹高4メートルにもなるりんごの樹に届く竿を振り回しての薬剤散布、
たいへんな作業で、病害虫防除に対する労力も大きい。
これは共同防除組合で使用するスピードスプレーヤー、
カバーする散布面積も多くないとかってコスト高になる。
県の防除暦の基準散布回数は12回になりますが、
わが社では病害虫の発生具合に合わせて、必要に応じて約7~8回に減じています。
もちろん使用基準は守って、あまり薬剤だけに頼り過ぎないで、
病害虫にかかりにくい健康なりんご栽培に努めています。