りんご移出商がにんにく

きのう、親交のある弘前のりんご移出商のK氏から携帯がなった。
これからにんにくのことを聞きに行くと言う。
もちろんウェルカムである。
彼はりんごの移出商をしながら、りんご園も20haほど経営しているビッグファーマーだ。
彼いわく先祖代々、「農耕民族」だという。
取引先から、にんにくの引き合いがあるので栽培したいというのではないか
「それはいいこと、ぜひやってみてください。何でも公開、教えます。」
まずは土づくりから肥料設計について
作業体系、人件費、機械装備について
収穫量、そのうち25%が種子にまわること
ホワイト六片種は青森ならではの品種であること。
青森産にんにくの特徴である糖度高さやりん片の大きさなど、輸入にんにくとの違い
乾燥設備と保管貯蔵施設の特殊性
収穫後の乾燥の按排と貯蔵、感熱処理のタイミング、
販売については彼のほうが各段に上だと思うが
にんにく販売についてのノウハウなど・・・
9月に植えて冬越ししてから掘り取まで10ヶ月の栽培期間、
マラソンで言えば、ここでようやく折り返し地点
それから乾燥貯蔵して、次の年の4月まで長期間の販売終了までの長丁場
普通の人はこの辺で退却するのだが、彼は意欲満々。
彼の強みはりんご販売のノウハウと強固な組織と
何よりも取引先、ネットワークがあること、
国産にんにくの八割ものシェアを占める青森産にんにくが増えることは
たいへん喜ばしいこと。一時であるが楽しく説明させていただきました。

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