りんごの話

  1. 話題の新品種「名月」

    話題の新品種「名月」です。黄色系のりんごです。出生地は群馬県、両親は「あかぎ」と「ふじ」、収穫期は11月上旬、大きさは300~350gでふじと同じぐらいの大きさ透き通った感じの黄色で、日光が当ったところが少し紅色になる。表面はとてもデリケートな感じに見える。果肉も黄色でミツが…

  2. フラン病

    りんごの大敵、フラン病を見つけました。りんごの樹の皮が腐り、放置しておくと腐敗が進み、樹皮が一回り腐ってしまうと、そこから先に養分が流れなくなり、樹がかれてしまう病気りんごの病害虫の中で最も怖い病気です。処置の方法は、外科処理が最も効果的です。削り取り法、病班部の腐った皮を削り取って…

  3. 奇跡のりんご

    年が明けてすでに一週間、何かと呑む機会が多かった。これから大寒に向かっているのに、3月並みの気温、無農薬、無肥料、完全自然栽培の「奇跡のりんご」の木村秋則さんの話を聞く機会があった。屈託のない笑い顔が印象的だ、飾り気のない、田舎のお父さんそのもの20年前、米を無農薬、無肥料栽培で…

  4. 「ゆきのした」

    「ゆきのした」 昔、国光という品種があった。その俗称である。小玉で、うすい紅色で、縦縞模様で、酸味があり、熟すとミツも入る。そう、ふじの小玉の色の薄い感じのりんご、収穫期は11月中旬ごろか、そのころになると雪が降って、雪をかぶるから「ゆきのした」と呼んだのだろう。今,世界中で一番多く…

  5. 剪定

    剪定、りんごづくりで最も大切な作業のひとつだ、まだ雪深い、冬のうちに始まる。いまだ剪定をている。腰に剪定はさみとのこをぶら下げながら、でも大詰め、もう少しで終了だ。急がないとりんごが冬の眠りから芽を覚まして土の養分を吸い芽がふくらんでしまう。剪定が遅れるとその分吸った養分を切…

  6. ふじ発祥の地

    果物の王様りんごその中で最も広く知られていてのが「ふじ」である。消費者にとっては、味、歯ごたえ、日持ちもよくまた、私たち生産者にとっては、病害虫に強く、剪定や樹勢のコントロールなど最も栽培しやすい品種である。両親は国光とデリシャスで、生産量の51%を占めている。いまや世界で最…

  7. ツル割れ?

    このところ天気があまりぱっとしない。西から真っ黒な雲が流れてきて、ゲリラのように強い雨を降らす。急いでカッパを着たり脱いだり、大変だ。今年はツル割れのりんごが多いという。ツル割れとは、りんごの実がしっかり熟すことによってツルの部分が割れた状態になることです。外観が悪い、割れた…

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