「サンふじ」と「ふじ」

冬至がだんだんと近くなり、日没が早くなってきました。
午後4時ごろになればもう薄暗くなります。
そとは雪が降っています。

「サンふじ」と「ふじ」について
にんごの栽培方法には、果実がまだピンポン玉ぐらいのとき
6月下旬ごろから、病害虫を防ぐために
果実に袋をかぶせて栽培する方法、有袋栽培と、
そのままなにもかぶせないで栽培する方法、無袋栽培があります。
同じ品種でも無袋栽培のりんごは頭に「サン」を付けて
「サン〇〇」と呼んでいます。
有袋栽培は6月に袋をかけて9月に袋をはぎます。
袋をはいだ後、りんごに一気に日光に当るため鮮やかな
ピンクに近い赤色がつきます。
それに対して、無袋栽培の「サンふじ」は袋をかぶせないで
一年中太陽の光を浴びているので、やや黒ずんだ深紅色になり
日焼けした健康児という感じです。
サンふじは果実の中にミツが入りやすく、とてもこくのある
美味しいりんごになります。
下のりんごはミツがたっぷり入ったサンふじです。
img_0135

関連記事

  1. 走り穂
  2. 会話
  3. ことしのりんご(その3)
  4. 今日のりんご
  5. 夏休み
  6. 藩陽卸売り市場
  7. 立春
  8. 五月三日
PAGE TOP