春、にんにくストーリー

久しぶりにブログを打ち込む気になった。
とっつくまでなかなか時間がかかる、自堕落な性分なのか、
車にたとえれば、スタートが遅いディーゼルエンジンか、いやそれよりも遅い。
今年の冬は暖冬、平年よりだいぶ早く雪が消えた。
去年の9月に植え付けたにんにくは、根雪になる前にすでに葉っぱは4~5枚
に成長していたが、雪が消えるとその葉っぱはほとんど残っていない。
でも、雪の下は凍らずに、にんにくは雪に守られて、根は成長している。
それを土台に春になって新しい芽がぐんぐん伸びてくるのだ。
しかし、にんにくにとっては消雪のあとの降雪の影響が心配だ。
葉っぱが痛み、その傷口から春ぐされという病原菌が進入する。
その春ぐされ病にかかると、葉っぱがべとべとになり、腐って消えてしまう
多発すると著しい減収につながる。感染前の予防が大切だ。
5、6月に感染するとにんにくが褐色になり、品質を落とすことになる。
最近、春らしく陽気になり、にんにくの生長もだいぶ進んだ。
心配した春ぐされ病の発生もないようだ、まずは順調である。
生育がおう盛になる時期なので養分補給をして成長を促すために追肥をした。
10アールあたり窒素成分で7~8キロ、ムラのないように、丁寧に!
追肥を終えて生育がおう盛になったにんにく、遠くにぼんやり八甲田連邦。

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