土づくり

土づくり応用編
7月中旬、にんにくを掘り終えた何もない畑、
次に植える9月までの2ヶ月の間に
これからにんにくを何年も作り続けるための土づくりが始まる。
きわめて重要な2ヶ月間だ。
地力を増進、維持していくために堆肥を散布する。
今ではずいぶん機械化されたもので、マニアスプレッダーなる機械で
キャビン、もちろんエアコン付の快適なトラクターで牽引して散布する。
堆肥は信頼の置ける、畜産家から仕入れた、まったく匂いのない完熟なものを使う。
堆肥の次は、さらに有機物の分解をする微生物の増殖を促すために
サブソイラーで土中深く亀裂を入れて酸素を供給する。
これを毎年繰り返すことによって、土壌がふかふか柔らかになって、水はけもよくなる。
いいにんにくが獲れる。植付、掘り取りの作業もスムーズにいくようになる。
土のやわらかさを足裏で感じるようになる。
もちろん生育中の管理は怠りなく。

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